介護認定とは

介護保険サービスを受けるためには、介護認定を受ける必要があります。介護認定を受けることで、要支援、要介護といった判定がなされ、必要なサービスを受けることができます。

介護認定のプロセスには、2段階あります。

一次判定と二次判定です。

一次判定とは、介護認定希望者の自宅(場合によっては、病院や施設などもあります)に、認定調査員が訪問し、5視点から、その希望者の心身の状態を把握するため、質問や調査を行います。

5視点とは、①身体機能・起居動作、②生活機能、③認知機能、④精神・行動障害、⑤社会生活への適応です。

①身体機能・起居動作は、13項目の下位項目があります。
寝返り、起き上がり、立ち上がりなどが項目としてあります。

②生活機能は、12項目の下位項目があります。
移乗、食事摂取、洗顔などが項目としてあります。

③認知機能は、9項目の下位項目があります。
生年月日、短期記憶、名前などの項目があります。

④精神・行動障害は、15項目の下位項目があります。
作話、感情が不安定、ひどい物忘れなどの項目があります。

⑤社会生活への適応は、6項目の下位項目があります。
薬の服薬、金銭の管理、買い物などの項目があります。

認定調査の結果をもとに、コンピューター計算によって介護の手間(介護時間)が算出され、要支援や要介護の区分が判定されていきます。

以上の結果が一次判定結果であり、この結果と医師の意見書を参考にしながら、介護認定審査会で二次判定(最終判断)が決まります。

こうした流れで要支援・要介護区分は決定されます。

介護保険や介護サービスについて、ご相談がある方はお気軽に弊事務所へご連絡ください。

       ⇓

行政書士越路雄祐事務のホームページ